西京焼き専門店 京都 雅幸胤
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西京焼きの読みもの > おせちの品目の意味

おせちの品目にはどんな意味がある?実際のお品書き30品目で解説

おせちの品目には、新しい一年への願いが込められています。子孫繁栄、長寿、金運、学業。ただしすべての品目に縁起の意味があるわけではありません。調理法や飾り切りの名前がそのまま品目名になっているものも多くあります。

雅幸胤(がこういん)は京都でおせちを作っている専門店です。ここでは想像で書かずに、実際にお重に詰めている30品目(5人前「龍肝鳳舌」)を一つずつ、意味のあるものと、そうでないものに分けて説明します。

海鮮生おせち 龍肝鳳舌 5人前30品目の二段重
5人前「龍肝鳳舌」の二段重。この30品目を順に見ていきます

願いが込められている品目

由来には諸説あり、地域や家によっても違います。ここでは広く言われている意味を挙げます。

品目 込められた意味
海老旨煮
矢羽根見立
加熱すると背が丸まる姿から、腰が曲がるまでの長寿を願う。雅幸胤では弓矢の矢羽根に見立てて盛り、「目標を達成する」「幸運を射止める」意味も込めています
黒豆(金箔) 「まめに働き、まめに暮らせるように」。健康と勤勉の願い
味付数の子 ニシンの卵。卵の数が多いことから子孫繁栄
味付いくら
味付子持いか
いずれも卵。数の子と同じく子孫繁栄の願い。3人前「豪華爛漫」には真子旨煮(魚卵の煮物)も入ります
きんとん 「金団」と書き、金の団子・金の布団を意味します。金運と財
栗甘露煮 栗は「勝ち栗」と呼ばれ、勝負運の縁起物とされます
伊達巻 巻いた形が巻物(書物)に似ていることから学業成就
たたき牛蒡
穴子八幡巻
牛蒡は地中深くに根を張ることから、家の基礎が固まるように。八幡巻は牛蒡を穴子で巻いたもの
龍飛巻 甘酢に漬けたからすかれいを、道南産の求肥昆布で巻いた当店の一品。昆布は「よろこぶ」に通じるとされます
筍含ませ煮 まっすぐ伸びて生長が早いことから、子どもの成長を願う
蛸柔らか煮 「多幸」の語呂に通じるとされます
あわび西京焼 あわびは古くから長寿の象徴とされてきました
ピリ辛
ねじりこんにゃく
ねじった形は手綱こんにゃくと呼ばれ、手綱を締めることや良縁を結ぶことに重ねられます
なごみ蒲鉾市松 紅白のめでたさ。かまぼこの半円形を初日の出に見立てるともいわれます
海老芋含め煮 京野菜の一つ。親芋に子芋がたくさん付くことから子孫繁栄

意味ではなく、調理法や飾り切りの名前がついている品目

ここが誤解されやすいところです。おせちの品目名には、縁起ではなく調理法や見た目をそのまま呼んでいるものがあります。

サーモンマリネ、いか柚子ジュレ和え、花びら百合根羊羹、梅麩含め煮、若桃甘露煮といった品目は、彩りと食べやすさのために入れています。

西京焼きが4種類入っている理由

雅幸胤のおせちには、銀鮭・銀鱈・銀かれい・あわびの西京焼と、本鰆の柚庵焼が入ります。焼物だけで5品です。

これは縁起ではなく、当店が西京焼きの専門店だからです。1996年から京都の料亭に西京焼きを納めてきた工場で焼いて、そのままお重に詰めています。おせちのために新しく作った品ではありません。

京都の料亭に納めてきた銀だらの西京焼き
お重の西京焼きは、温めずに冷たいままおいしく食べられます

品目数はセットによって変わります

セット 人数 品目数 お重
海の雫 1人前 21品目 一段
豪華爛漫 3人前 29品目 一段
龍肝鳳舌 5人前 30品目 二段

セットによって入る品目も変わります。この記事で見てきた5人前「龍肝鳳舌」には陣笠しいたけといか柚子ジュレ和えが入り、3人前「豪華爛漫」にはかわりに真子旨煮が入ります。

1人前「海の雫」は21品目で、品目の顔ぶれが少し変わります。伊達巻・たたき牛蒡・蛸柔らか煮・あわび西京焼・銀鱈西京焼などは入りません。かわりに丸十甘露煮(さつまいもの甘露煮。丸十はさつまいもを指す料理の言葉です)が入ります。海老・黒豆・数の子・きんとん・栗・いくらといった縁起の品目は、1人前にも入っています。

※仕入れの都合により、お品物が変更となる場合があります。最新のお品書きは各商品ページでご確認ください。

よくある質問

Q. おせちの品目には全部に意味があるのですか?
A. すべてではありません。黒豆、数の子、きんとん、伊達巻、栗、海老などには広く知られた願いが込められていますが、八方煮・含め煮・甘露煮のように調理法の名前や、市松・錦糸・陣笠のように飾り切りや盛り付けを指す名前もあります。彩りと食べやすさのために入れている品目もあります。
Q. 黒豆にはどんな意味がありますか?
A. 「まめに働き、まめに暮らせるように」という健康と勤勉の願いが込められているといわれます。雅幸胤のおせちでは金箔をあしらっています。
Q. きんとんが金運に関係するのはなぜですか?
A. きんとんは「金団」と書き、金の団子や金の布団を意味することから、金運や財を願う品目とされています。
Q. おせちに西京焼きが何種類も入っているのはなぜですか?
A. 雅幸胤が西京焼きの専門店だからです。1996年から京都の料亭に西京焼きを納めてきた工場で、銀鮭・銀鱈・銀かれい・あわびの西京焼と本鰆の柚庵焼を焼いてお重に詰めています。縁起の意味ではなく、当店の本業をそのまま入れています。
Q. 品目はセットによって違いますか?
A. 違います。1人前の「海の雫」が21品目、3人前の「豪華爛漫」が29品目、5人前の「龍肝鳳舌」が30品目です。品目の顔ぶれも変わり、1人前には伊達巻・たたき牛蒡・蛸柔らか煮・あわび西京焼などは入らず、かわりに丸十甘露煮が入ります。仕入れの都合でお品物が変わる場合があります。

雅幸胤は1968年創業・1985年から魚の切り身加工を専門とし、1996年から京都の料亭の西京焼きを製造してきた京都市南区の専門店(株式会社サン食品)です。海鮮生おせちも自社工場で製造し、盛り付けた状態で冷蔵のままお届けしています。

海鮮生おせち3種(海の雫・豪華爛漫・龍肝鳳舌)はこちら 矢羽根に見立てた特大海老の話はこちら 生おせちと冷凍おせちの違いはこちら 1人前・3人前・5人前の選び方はこちら
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